【転倒予防】転倒予防に必要な3つのこと! 介護を受けないために必要な必須能力!
老けないための体作り専門トレーナーの三村です。
今回は転倒予防に必要な3つのことについて記事を書いていこうと思います。
介護の現場において、つくづく感じるのがこの転倒ということです。
高齢者において、この転倒は付きものです。
ではこの転倒をしないために必要なことはなんでしょうか?
筋力UP? 転倒しないために障害物を除去する?
いえいえ、もっと必要なことは転ばないで使える体にしておくことです。
えっ? どういうことかと申し上げますと、身体感覚を呼び戻すことです。
今回は3つのことにまとめてお伝えしますので、じっくり読んで頂けると幸いです!
転倒は要介護者になるリスクが高いもっとも恐ろしいこと
転倒は高齢者には高リスクなことです。
転倒とは、転んで骨折するリスクが高く、入院や動きの制限がされ、フレイルといういわゆる虚弱の状態に陥る可能性があります。
筋肉は常にカタボリックという筋分解が起こり、筋量が減ります。
特に栄養状態が悪い方ほど、体を動かすエネルギーや細胞修復などのエネルギーに変換するために筋肉量が減る傾向にあります。
するとどうなるか。
体を支えるのに必要な筋肉が無くなり、いざというときの反応も遅れます。
そして何よりもリスクが高いのは、転倒するということは介護施設へ入居するリスクが高くなるのです。
転倒予防するためには3つのことを念頭におくべき理由
ざっと説明しましたが、転倒は低栄養状態→筋量減る→転倒リスク大という流れでした。
ここで転倒予防に必要なことを3つのパートに分けてさらに細く説明していきたいと思います。
細かいですが、お読み頂けると嬉しいです。
転倒予防のために神経伝達機能を上げる
転倒予防に必要なのは神経の伝達機能を上げることです。
体を支えるのは筋肉であるとお伝えしましたが、その機能を良くするのは神経です。
では神経はどんなものがあるのか。
答えは2つです。
脳と繋がる中枢神経、手足を繋ぐ末梢神経。
中枢神経は背骨の中にあるもので、脊椎と言ったりします。
不思議なもので、背骨が歪むとこの神経の働きが悪くなります。
鎖骨の内側を人差し指で横にぐりぐりと押してみてください。
それで痛かったり、張ってる感じがあれば、神経の伝達が悪くなっている可能性が高いです。
転倒予防に快適なフットケアを日頃から心がける
転倒予防に必要なのは日頃からのケアが大切です。
例えば、1日歩いた場合、疲労によるアーチの崩れもあります。
体の歪みがある場合にはそれを支えるのに他の筋肉でサポートします。
他にもスマートフォンを使いながら歩いていた場合には、重心が前に行きやすく、つま先重心になります。
最悪の場合、階段でつまづいて転倒するケースもあるでしょう。
ここで大切のはフットケアとして、リセットするのがおすすめです。
転倒予防という意味でこちらの動画でも発信しているので、よかったらご覧ください。
【足首硬い人向け】足首を柔らかくする方法をご紹介します!
転倒予防のため筋量を落とさないためのトレーニング
体をゆるめてほぐす運動も大切です。
もっとも大切なのは、筋力トレーニングです。
転倒する方の特徴として、足腰が弱く、支えることができません。
そのうえ、フラフラと左右に揺られ、崩れるように倒れるのが特徴です。
介護で転倒は付きものです。
経験としてお伝えしますが、転ぶ方の心境は「自分でなんでもできる」という思い込みが強く、移動しようとしてしまいます。
予防にはまずは「己を知ること」も大切ですね。
それは筋紡錘の機能が衰えているからです。
筋紡錘とは、体のセンサーです。
筋肉がどのように使われているのかを感じとります。
転倒時にはその機能が使われず、傾いたままバターンと倒れていきます。
その機能を復活させるのに筋力トレーニングが最適です。
転倒予防のためにも筋トレは必須です。
コツコツと筋トレを進めていきましょう。
転倒する理由の1つに薬による影響もある
(実体験あり)転倒は薬の影響によるものもあります。
介護施設でも入居者の服薬による影響が強く出て転倒したのを目の当たりにした経験もあります。
ざっと調べてみて、薬の影響により、転倒リスクがあるのはこちらです。
・抗不安薬、睡眠薬、抗てんかん剤
・抗精神薬、抗うつ剤、胃腸機能調整薬など
落ち着きがないときに副作用で足が出にくくなったのを見ました。
薬の副作用が気になる方はよくお医者さんと相談するのを強くおすすめします!
転倒予防は日頃からのケアが大切!
つらつらと書き上げていきました。
転倒予防に言える大切な要素は、日頃のからのケアが何よりも大切だと思います。
特に高齢者になるにつれ、転倒により大きな事故に繋がるケースは少なくありません。
転倒予防にぜひ、フットケアをおこなってみてください。
あと、背骨をしっかりと調整することも忘れずに。
人によっても様々な場合がありますので、もし気になる方はお気軽にご相談ください。
無料相談承りますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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